社会保険労務士合格者発表と合格率最新情報

社労士合格発表

2015年第47回社会保険労務士試験の合格者発表と合格率

2015年の社会保険労務士試験は受験者数が40712人で合格者1051人、合格率は2.6%と大変厳しいものになりました。

合格基準は択一が45

選択が21点救済が(労一、社一、健保、厚年

過去10年の社労士試験を振り返ってみましてもかなり厳しいものです。

厚生労働省の社会保険労務士試験の合格発表数値

平成27年第47回社会保険労務士試験合格者結果概要

受験申込者数 52,612人
受験者数 40,712人
受験率 77.4%
合格者数 1051
合格率 2.6%

受験者数が4万人に対して合格者数が1051人と、とうとう合格者数が1000人台になってしまいました。

このような試験の難易度の変更はどうしておきたのでしょうか。

わたしは過去に今後社労士試験は難化するのではないのかという予測を立てました。

しかし、実際のところ昨年度などは合格率は9.3%と難化する傾向が見られないのが現実でした。

しかし、今年度蓋をけてみたら驚きの結果となりました。

社労士試験過去10年の合格者数と合格率の推移グラフ

社労士試験合格者数と合格率のグラフ

受験者数 合格者数 合格率
平成18年 46016 3925 8.5%
平成19年 45221 4801

 

10.6%

 

平成20年

 

47568 3574 7.4%
平成21年 52983 4019 7.6%
平成22年 55445 4790 8.6%
平成23年 53392 3855 7.2%
平成24年 51960 3650 7.0%
平成25年 49292 2666 5.4%
平成26年 44546 4156 9.3%
平成27年 40712 1051 2.6%

過去10年間の受験者数と合格者数と合格率をグラフ化して表にしてみました。

合格者数が1051人というのは何度も見直しました。

わたしのブログで数字を公表するのに見間違いでないかと思ったからですが、書いている今でもちょっと信じられない数字だと思います。

社労士試験は本当に一点で泣く人がたくさんいます。

わたしは国家資格の試験は受験する年度で難化する年と簡単な年があってはいけないと思っています。

試験は常に公平であってほしいものとつくづく思っています。

今回の試験結果は公平なものと呼べる水準ではないのではないだろうかと疑問に思う結果と呼べると思います。

去年度も実力がありながらも1点で泣いた受験生がいたとして、今年この難化した試験で望んで同じような結果が出ないことを祈るばかりです。

昨年度の合格者数と比べても4倍ほどの開きがあります。

社会保険労務士試験は難化するのか今後の見通し

以前は、特定社労士試験は今後難しくなると噂されていました。

しかし、このブログで特定社労士は難化せず今の水準でバランスを持ったまま推移すると予測を立てて、見事的中しました。

しかし、社労士試験に関しては、2013年の試験結果を見て、このブログで社労士試験が難化するのではないのかという予測を立てましたが、2014年の9.6%の合格率の結果を見て、予測を外しました。

難化すると予測したことにはそれなりの情報があったからでその件に関しては以前も書きましたが、外したことに違いはありません。

今回の社労士試験の結果に関して社労士会がどのように反応しているのか、今のところ情報は伝わっていません。

がしかし、おそらく今後これから難化するという事にはならないのではないかと思います。

今までたくさん意見がありましたがいつも何かとブレがある試験だという見ておいた方がいいのかもしれません。

社労士試験はこのように試験結果の当たり年とハズレ年がある、なんて事は言いたくないのですが、それくらいに割り切っていたほうが精神的に楽になるのではないでしょうか。

もし今年が残念な結果になったひとがいても、来年はもしかしたら極端に易しい試験になる可能性もある。まだ先はあると信じて見ても良いと思います。

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