個人事業主として開業すること、社労士を開業して気づいた思わぬ落とし穴やリスクについて

sponsoredlink

個人事業主として開業してみたいと思っている人は少なく無いと思います。

誰からも指図されずに自由に仕事をしたい、自分の能力を存分に発揮したいという願望は誰でもあります。

しかし、そういう願望はあってもいざ開業となるとリスクはつきもの、そうやすやすと開業に踏みきれないのは当然だと思います。

実際開業してみてわかった落とし穴について、今回は、他の人があまり語ってないだろうことを中心に語ってみたいと思います。

ひとりでやれる仕事には限界がある。

ひとりでやれる仕事には限界がある、などと書くと、そんなの当たり前じゃないか、という声が聞こえてきそうですが、実際に想像している困難と自分がぶつかる困難は想像していたものと少し違ったものでした。

わたしは会社員時代は仕事は人よりも効率的にスムーズに処理できると思っていました。じっさいに、同じ職場内の普通の人の2倍から3倍で仕事を処理していたと思います。

しかし、それは組織の中で自分にあてがわれた仕事をこなすのであればという条件付きだったことに独立してすぐに気が付きました。

独立すればまず最初に全てをひとりでこなしていかなければなりません。業務の処理スピードが人よりも早くても、やれる量は1人分の仕事量しかできません。

それ以外にも、あらゆるものが自分でやらなければいけなくなります。最初から効率性だけを考えていても、計画通りに全てがうまくいくなどということはないと思います。

人手が足りないのなら人を雇えばいいと考えるかもしれませんが、その人を雇うこと、人を教育すること自体も自分でやらないといけないのです。

経営計画はほとんど失敗すると思ったほうが良い。

事業を始める前には誰でも自分の将来設計を書面でも頭のなかだけでもたてていると思います。

しかし、立てた計画はほとんど失敗に終わるというのが厳しい現状です。

あのユニクロの柳井さんですら、1勝9敗という書物を著しているように、立てた計画はほとんど失敗しているのが現状です。

たとえば、社労士なら1ヶ月に1件2万円の新規顧問契約をとって1年後に月収24万円、5年後には月収120万円、

ってそんなにうまく行かなくても、その半分の目標達成で月収60万円で年収700万円かなんて計算しますよね。

それを達成している人って開業してどれくらいいるのでしょうか。

自分の周りを見渡して、順調に、あるいは予想以上に儲けている社労士というのはそれほど多いとは思えないのが現状だと思います。

社労士の場合は、開業するのにそれほど初期投資は必要ありません。

主婦が片手間に開業していたりするケースも有ります。だから社労士を本業としてバリバリ儲けるぞという人が少ないのも事実ですが、社労士業務の多忙さに比べて報酬の実入りの少なさは思わぬ落とし穴ではないでしょうか。

本当に孤独な仕事

じつは久しぶりにブログを書こうと思ったのも仕事が孤独であるということを書きたかったからです。

社労士として開業して一番感じるのは本当に孤独な仕事だなということです。

仕事に成功して喜んでも、一緒に喜んでくれる人は少ないです。はじめのうちは応援してくれた人などは喜んでくれますが、もう開業して何年も経つと、できて当たり前でしょ、と言った空気があります。

しかし、会社員でしたら、自分の仕事で業績をあげたらそれなりに組織の中では認められたり昇格したり、尊敬されたりということがあると思います。

しかし、社労士は自分の仕事で成功しても、報酬は独り占めできますが、誰もほめてもくれないし、まず仕事で成功しても誰にも気づかれないのが現状です。

気づいてもらうには、自分で成功をアピールするしかありません。

自分で成功をアピールするっていうのは他の人にとっては他人の自慢話でしかないし、誰が他人の自慢話を聞きたいでしょうか。

だから、仕事で成功しても、なんだか孤独を感じたりします。

だから最近気づいたのですが、成功をアピールしたい人は、自慢話はしない代わりに、事務所を大きくしてみたり、高級車に乗ってみたりして、無言の成功アピールをしているのではないかと思います。

また、仕事で行き詰まったり失敗した時などは悲惨です。

すべての責任が自分にあるために、誰も助けてはくれません。

社労士なんて個人事業主が多いんだから横の連携を大切にして連絡取り合えばいいじゃん。

と思うかもしれません。

たしかに、開業当初こそ、同じスタートラインにたった仲間はよく仕事の連絡などは取り合いましたが、ある程度月日が経つと電話をしてもそっけなかったりします。

社労士業務を顧客に有料で提供しているのに、なんで同じ競合相手に無料で教えなければならないの?という金勘定の意識がどこかに必ず出てくると思います。

個人事業主として開業していたら当然といえば当然の意識です。

それでも独立開業したい人

わたしは社労士ですので、社労士業務を中心に社労士として開業することのリスクや辛さ、難しさを書いてみましたが、あらためて振り返ってみて、サラリーマンをしていた頃よりもやりがいはあるなとは感じています。

一度独立開業して一国一城の主となったら、そうやすやすと誰かの下で働くことは困難です。

ですので、開業するかどうかを迷っている方がいるのなら、独立心があるのなら開業してみたらどうですかと勧めます。

今回の記事では何の解決策も提示できていませんが、独立開業してみて予想しなかった問題について書いてみました。何かの参考にしてもらえたらうれしいです。

sponsoredlink

5 Comments

  1. おしょう 2016年2月28日
    • kikusan 2016年2月28日
  2. えりこ 2016年5月26日
    • kikusan 2016年5月28日
  3. えりこ 2016年5月29日

コメント投稿する。