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社労士試験に合格するための勉強法はこれだ!
社会保険労務士の受験を考えている人のために、社会保険労務士試験の勉強方法をはじめから丁寧に教えます。
社会保険労務士試験は既に難関国家資格の部類に入る資格となりました。
そのため、試験勉強も独学でがむしゃらに勉強しても合格は程遠くなります。
自分が勉強できる時間はどれだけあるのか、また、合格に必要な効率的な勉強は何なのかを初めから計画的にスケジュール化することが合格への近道となります。
社労士試験勉強法の基礎
社会保険労務士試験の基本はなんといっても基本書、過去問、法改正の3種です。
そして他の国家資格がそうであるように、過去問を制することが一番の合格への近道となります。
最近では過去問だけの勉強ではついていけないという意見を聞くと思います。しかし、過去問だけの勉強ではダメだと主張する人の多くは不合格者に多いことに気づきませんか?
合格した人は必ず過去問を繰り返してしっかりと勉強したと言うと思います。
過去問の次に重要なもの
過去問の次に重要となるのが法改正です。
法改正問題は、必ず出題されると同時に、過去問のどこにも掲載されていないものとなります。
実務の話ですが、社会保険労務士に合格してじっさいに社労士になると、法改正情報というのは本当に重要であると同時にわずらわしさがあります。
しかし、儲けている社労士事務所というのは法改正こそ稼ぎどころということ言わんばかりに行動しています。
逆に法改正情報に対応しない現役社労士もいるので、受験生のみなさんは法改正をしっかりと勉強しておくことで、すぐに実務にも対応できるのがメリットとなります。
基本書の選び方
社労士試験の場合、最初に選ぶ基本書は慎重に選ぶ必要があります。
よく試験前になって基本書を変更したりするひとがいます。しかし、基本書というのは過去問を繰り返すうちに何度も間違えやすいところや出題頻度が多いところに書き込みをして自分のものにしていくものです。
できることなら途中で変更する事のないように、自分のテキストをつくり上げることを念頭に選んでください。
わたしがおすすめする基本書は、市販のものよりも通信講座のものがいいと考えています。
合格までの勉強時間は1000時間
合格に必要な勉強時間が1000時間と言われていますが、これは妥当な勉強時間だと思います。
私自身もそうですし、おおくの社労士合格者に社労士試験に合格するのにどれくらい勉強をしたのか聞くと、大体1000時間が平均になります。
1000時間の勉強をすることを考えるとスケジュールを組むことができます。
インプットに使う時間は8割
社労士試験はインプットとアウトプットでどちらが大切かというとインプットが大切といえます。
インプットというのは暗記したり、理解するためにテキストを読み込むための時間のことを指します。
基本的に初期段階は過去問だけを何度も繰り返し、間違えたところをテキストを読み込むこのと繰り返しだけで良いといえます。
このインプットと過去問の繰り返しは5月頃まで行い、その後白書対策と法改正問題を解き進めていくことが良いでしょう。
アウトプットは後半で
社労士試験で一番大切なのは本番の試験です。
本番の試験で本気の実力を発揮できなければ、合格はありません。
これは当然のことといえます。そのためにも、最終段階はアウトプットを死にものぐるいでやってください。
基本的に本番の試験は過去問をアレンジしたものや過去問の周辺の基礎的知識を問う形式のものが多いといえます。
そのためにも、どんな変化球が雇用とも対処できるように、基本的問題に応用して活用することが必要となります。
勉強は常に試験本番を意識する。
そして、先程も書きましたが、試験は合格しないと意味がありません。
すべての苦労は合格のためにあります。
そのためにも、本番を意識した勉強方法を取り入れてください。
試験勉強は午前と午後に分かれています。
しかも3時間半という長丁場になり、体力も必要となります。
一年間の集大成で結果を出すのだから、緊張する時間が3時間以上続くというのはあまり経験したことがないと思います。
それらを乗り切ったものだけが合格を言う幸福を手にすることができるのです。
本番をどのように乗り切るべきなのかは以前の記事に書きましたので参考にしてください。
社労士試験と膨大な暗記物について
社労士試験は記憶との戦いです。つねに効率的で効果的な記憶方法で勉強を模索して自分にピッタリの勉強方法を見つけることが試験突破の近道です。
記憶力は多くの受験合格者を悩ませたことで、合格した人の多くは独自の暗記のためのメソッドを創りだしたり、取り入れたりしてナントカ対処しています。
ここでは、社労士試験の勉強で使える、ちょっと変わった暗記方法を紹介してみましょう。
スキマ時間を利用する勉強方法
スキマ時間勉強法についてはこちらのページでも詳しく書いていますので参考にしてください。
スキマ時間勉強法の決定版!記憶持続を可能にする暗記テクニック
忙しいビジネスマンが資格取得のための勉強をするために時間を割けるのはごくわずかです。一日のうちでまとまった時間をとることも難しい人もいます。
しかし、そういう人でも効果的な勉強さえ心がけていたら社労士試験は合格を目指せます。
毎日の生活で決まった勉強時間を咲くことが困難な方におすすめする勉強方法はスキマ時間を見つけて勉強することです。一日にまとまった時間を見つけて勉強するのではなくて、一日10分のスキマを6ヵ所探して1時間分の勉強をする、それがスキマ時間勉強法です。
このスキマ時間勉強法はお勧めです。勉強というのは何よりもとりかかりが大切です。とりかかる前にあれもやらなきゃこれもやらなきゃと現実逃避してしまい、なかなか手を付けられない人がいます。
そういう人にも、スキマ時間勉強法だと、そんなこと言わずにまずはスキマ時間勉強してみろ、と自分に強制的に命令することができます。とにかく10分でいいから勉強に手を付ける。そういう癖をつけるのです。
忙しいビジネスマンには一つのことにじっくりとかまっていられる時間はありません。常に時間との戦いの中で気持ちの切り替えを迫られます。
そのためにも、このスキマ時間の10分勉強をする癖を身につけるのは社労士試験突破に役立つのではと思います。
記憶方法について2種類説明します。
繰り返し復讐することが記憶に最適
暗記は復習しなければ効果がありません。復習するのに一番いいタイミングは「翌朝」「一週間後」「一ヶ月後」だ。この3つのポイントで必ず復習することです。
とにかくこの社労士試験は記憶との戦いです。どうやって記憶するかで四苦八苦するわけですが、この常に復習するスタイルはとても効果的だと実体験からも思います。
ここでちょっとしたアドバイスとしては、一つのことを記憶するために時間をあまりかけないほうが良いと思います。とりあえず、曖昧な形でもいいから「覚えた」ってことにしておいてさっさとその日は寝てください。そして次の日の朝に本当に覚えたのかどうかをチェックしてみる。
そうして覚えていなかったらやっぱり覚えていなかったのだからまた翌朝に覚えているかチェックしてみる。覚えていたら今度は一週間後に再テストする。そのような記憶法が効果的だと思います。
絶対に忘れないように一発で記憶するんだ、みたいに気合を入れてしまっても忘れるものは忘れてしまいます。それよりも簡単に覚えたことにしてあとでもう一度チェックしてみるスタイルを取り入れてみたらどうでしょうか。
詳しくは以下のエントリーを御覧ください
“ちょっとしたコツで簡単に覚える暗記法|社労士勉強応援ブログ”
イメージで覚える暗記法
社労士試験の科目は実際に働いているとさまざまなシーンで出くわします。
そこで社労士試験の勉強にもエピソード記憶といって自分が経験した記憶を思い出しながらの勉強が効果的です。労基法でも労災でも雇用でも自分が実際に経験したことに絡め思い出しながら暗記するとスムーズに記憶されしっかりと定着します。
記憶を助けるのは点よりも線、線よりも面、より広くつなげていくことが頭にしっかりと定着します。詳しくは以下のストーリー暗記法で
社会人であるなら誰もが社労士の出題科目の問題に出会ったことがあると思います。例えば、労基ならサービス残業や年休取得の問題の時とか、年金未納が問題になったり、様々なニュースや身の回りの問題で遭遇すると思います。そして、それこそ現に社会保険労務士が活躍している分野でもあるのです。
このエピソード記憶は自分の経験に照らし合わせて覚えていくためにリアルに覚えられます。
ところで、エピソード記憶は経験があれば効果的ということは、総務部とか社労士事務所とかで働いている人はそういう問題にたくさん出くわす可能性が高いので有利なのかな?と思いますよね。
実際、社労士関連の実務経験が豊富な人のほうが有利であると思います。わたしは受験生の時は社労士関連の仕事とは全く違う畑の仕事をしていたのですが、実務を経験している人の方が択一の点数がとても高得点だったりしました。そして試験問題の周辺知識を持っていて羨ましかったものです。
ですから、実務経験が無くてこの社労士試験に挑んでいる方は少し不利かもしれませんが、高得点をあげられないのは自分の記憶力に問題があるのではなくて、単にエピソード記憶が少なくて記憶に引っかかる部分が少ないだけなんだと開き直ればいいです。
自分の記憶力を嘆く必要はないですよ、それに試験は高得点を取る必要はありません合格ラインの点数を取ればいいのです。とお伝えしたいです。
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現在、72歳の受験生です。年のせいかなかなか覚えきれません。
しかし、ここで諦めてはおりません。第2の人生を有意義に過ごすためこれからも挑戦するつもりです。同じ目標を持って頑張っている友達を探しております。どなたかメール友達になってくれる人はおりませんか。
確かに膨大な範囲です。やる気が出ない時は薄い冊子のテキストを読むだけにしています。