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簡単な問題ほど要注意!
勉強が順調な人ほど要注意して欲しい、社会保険労務士試験の落とし穴があります。
それは「ど忘れ」。
普段の勉強ではあまりに簡単な問題なのでノーマークにしていた問題が、よりによって試験本番になって「あれなんだったっけ?」ってなることがあるのです。
社会保険労務士試験の鉄則では、「誰もが正解する問題を間違えてはいけない」というのがあります。誰もが得点源とする簡単な問題を自分だけど忘れして失点するそれほど怖ろしいことはありません。
そこで今回は試験で思わぬ落とし穴に引っかかって暗記していたものがぱっと忘れてしまうど忘れを防ぐために、以前このブログで紹介したストーリー暗記法の重要性を補足して説明をしてみたいと思います。
試験本番でど忘れをするエピソード
過去問を何回も繰り返して勉強している時、何度やっても正解する問題は、必然的に再度繰り返して勉強しなくなるものだと思われます。
例えば過去記事で取り上げた過去問で説明するなら、
平成19年労基
解雇予告手当(労働基準法第20条の規定に基づき、解雇の予告に代えて支払われる平均賃金をいう。以下同じ。)は、同法第11条の賃金ではない。
この問題を意味記憶として覚えると記号に変換して
解雇予告手当 ≠ 賃金
と頭の中で一発で暗記しているものと思われます。
図式や記号として暗記してしまえば簡単なものでこのように省略化した記号にして、社会保険労務士試験の重要な論点を記号化している人も少なくないかもしれません。
何回やっても同じ簡単な問題です。
しかし、試験というものは魔物が住んでいるのです。
試験本番で必死で問題を解いている瞬間に、頭の中にいる魔物がボソッとささやきます。
「解雇予告手当=賃金だっただろ?」
この魔物がいかにも魔物の姿をしていたのなら自分を騙す嘘だと見破れるのですが、天使の格好をしているからますます厄介になります。本番という緊張を強いられる状況ですからその瞬間に頭が真っ白になります。
そこで大切になってくるのが過去記事で紹介したストーリー暗記方法です。
“【社会保険労務士】イメージとストーリーで覚えてスムーズに暗記する方法”
ど忘れしてしまっても、落ち着いて記憶の紐をたどっていけば、自分の記憶の中にはしっかりと正解へとの道標が残されているのです。
ど忘れを防止する観点からもストーリー暗記方法は役に立つものだと思います。
簡単な問題こそもう一度記憶のチェックをしなおしてみた方が良い
簡単な問題は誰もが正解する得点源となります。そして誰もが得点源とする問題をいくつも落としているようでは合格は遠のいてしまいます。
そこで、試験本番で一瞬にして自信を揺るがせないためにも、一度今まで簡単だと判断していた問題を再度チェックしてみたらいかがでしょうか。
簡単と思っていた問題が実は問題文に慣れてしまっているだけで記憶に定着させていないということはないだろうか、忘れてしまった時、もう一度記憶の紐をたどっていく時に何を引っかかりとして思い出すのか、試験本番までに一度チェックして見ることをおすすめします。
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