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1.社労士で独立開業してよかったなと思う5つの理由
2.社労士ってどんな仕事をするのですか?社労士業務について
3.社会保険労務士は食べていけるだけ収入あるの?
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独立開業を目指せる国家資格社会保険労務士
今の自分の力を存分に発揮できる仕事につきたい、自分が働くこの会社ほんとうに大丈夫だろうか?、サービス残業ばかりで仕事を辞めたい。
サラリーマンなら誰もが一度は直面するであろう悩み、しかし、新卒一括採用と年功序列で縛られている日本の会社制度の中ではそうやすやすと転職できないのが現実です。
ましてや起業して会社を設立し創業すると考えても、統計では3年以内に会社をたたむ確率は8割以上とも言われているなかで今さら起業など考えられるわけがない。
そこで注目されているのが国家資格です。弁護士などの資格があればそれこそある程度の年収は保障されるだろうし、社会的地位も高く尊敬されたりもする。
しかし、さすがに弁護士資格を目指せるほど勉強している時間がないし、とお考えなら、社会保険労務士はいかがでしょうか。
社会保険労務士は資格取得に必要とする勉強時間も弁護士ほど多くなく働きながらでも目指すことが出来る資格です。
なんて書いたら何か資格の学校の宣伝文句みたいになってしまいますが、社会保険労務士の資格は自分の人生の転機に考える一つの切っ掛けとしても選択肢の一つになりうると思っています。
たとえば現在ブラック企業という言葉が流行しています。あるタレントが「ブラック企業が嫌なら辞めたらいいじゃん」などと発言したことが火をつけてバッシングをうける事件がありました。そのような状況の背景にはやはり、日本社会の労働環境の問題点が浮き彫りにされていると思います。
今の日本は労働市場が固定化して転職などまともに出来ない環境である、起業にはリスクが大きい、弁護士などのその他の資格はハードルが高い。今の日本社会がそのような行き場のない息苦しい労働環境しか無いのならば、それこそメンタルヘルスの患者が増えてしまいます。
そのような突破口のない状況に置かれてニッチもサッチも行かなくなっている人がいるのでしたら、わたしはそういう苦しい立場の人達に言いたい。「それなら社会保険労務士目指してみたらいいじゃん。」と。
今回は社会保険労務士の一つの魅力である、独立開業にスポットを当てて会社をやめて独立開業するには社労士いいよというメリットについて語ってみたいと思います。
開業準備にかかる費用が少ないから比較的リスクがない
社会保険労務士は他の起業とは違って比較的開業にかかる費用が少なく済みます。
社会保険労務士を開業して運営していく資金は基本的に社労士会に支払う月の会費くらいで、各都道府県会ごとに違いますが平均7千円から8千円くらいだとおもいます。
その他に業務ソフトなどを購入したりすると月に数千円から数万円くらかかります。しかし、顧問先もない状態で開業をするのなら最初は業務ソフトを導入する必要はありません。
何かを仕入れたり何か在庫が貯まるということはなく、商品はほとんど情報や知識、基本的にお役所の書類を作成することです。ですから経費はほとんどかかりません。
パソコンとプリンターがあればほとんどの業務が可能ですのであとは書籍代くらいですかね。
ちなみに書籍代はかなり使うと思います、先輩ベテラン社労士にお話を伺っても月に7,8万円は使っていると聞いています。それだけ知識と情報が社労士が生き残る武器であることの証明です。
開業当初は労政時報などのちょっと費用のかかる定期購読類は図書館で我慢して費用削減しつつ知識を蓄えていくのも効果的だと思います。
開業するのに事務所は借りるべきか
開業する時に迷うことの一つに事務所を賃貸にするかどうかがあると思います。
実際よく聞くのが、「事務所を自宅で開業している社労士は顧問先から信頼されない。」という意見です。
事務所を構えていない社労士が経営者から信頼されにくいという意見はもっともな意見だと思います。自宅開業ですと必ず初めて出会った経営者は「自宅で開業しているのですか?」と詮索してくるのが常です。
しかし、これもはじめの信頼関係構築に対して少し引っかかりがある程度でよほど大きな取引先でない限り、自宅での開業だから顧問契約はしないというのは無いと思います。
どこかの事務所から独立して顧問先も少なからずあるような社労士事務所であるなら別ですが、全くのゼロからのスタートでしたら無理して事務所を借りる必要はないと思います。
どうしても自宅開業では問題があるという方には今ではバーチャルオフィスやレンタルオフィスという比較的安い賃料でのオフィスもあるのでそちらを検討するのもいいかもしれません。「バーチャルオフィス」で検索で見つけられます。
ほかに創業者用の安いオフィスを提供する自治体などもあるので探してみるのもいいかもしれません。
労働者の立場が理解できる、労務の現場を知っている
労働者の立場でものを考えることができることも会社を辞めた脱サラ社会保険労務士の一つの利点です。
一概には言えないかもしれませんが、社会保険労務士の中で一部の人は顧問料を払ってくれる経営者の方ばかりを向いているために、その会社ではたらいている労働者の立場をあまり考慮しないと言う人がいます。
しかし、今まで経営者の横暴に苦しめられてきた脱サラ社会保険労務士でしたら、そのような経営者の都合ばかりを考える労務管理は社員満足(ES)を損ない、従業員が定着しない、結果的に会社に不利益をもたらす労務管理になるということが実体験として予測できるのではと思います。
ほんとうの意味でのはたらきがいのある職場を目指す、それができるのが、あるいは、それを目指すのが会社を辞めて目指す社会保険労務士の理想ではないのかなと思います。
自分が苦しめられてきたからこそ、あるべき会社の姿を経営者に提案するそういう社会保険労務士が増えたら今日本の社会が抱えるブラック企業の問題も少しは改善されるのではないかなと思います。
今までやってきた仕事がそのまま役立てる
たとえば、今までIT分野で働いてきた人が転職先に介護職を選んだら、それこそ全くの未経験で戸惑うと思います。建築現場で働いていた人がいきなり飲食業に転職してもやはり戸惑うでしょう。
異業種への転職というのは長年働いてきた人にとってはなかなか容易なことではありません。
しかし、IT分野でも介護職でも建設業でも飲食業でも全てに共通する分野が有ります、それは労務管理分野です。
従業員のやりがいや、労使関係のトラブル、働きやすい安全衛生の行き届いた職場、そういった問題はどの業界においても求められるものです。
たとえば、介護職から介護職への転職ではないけれども、介護職から本当に働きやすい介護の職場を提案する社会保険労務士としての独立、それなら十分に前の職場の知識や経験を活かせて開業できます。
何か今までの自分が積み上げてきた経験を損なうことなく、しかも全く新しい業界で独立できる、それが国家資格社会保険労務士の一つの魅力だと思います。
社会保険労務士は何も難しい試験ではありません。独学でも取得が可能でよしやってやろうという意気込みだけで十分合格に一歩近づきます。勉強に関しては以下の記事を参考にしてください。
“社労士を独学で勉強するためのおすすめのテキストと教材について|社労士勉強応援ブログ”
最後にまとめとして
今の日本社会はブラック企業が社会問題になるなど、労働環境に閉塞感が漂っている現状があると思います。
そのような閉塞感漂う現状にただ押しつぶされていたらメンタルヘルスになるのが落ちです。
それなら自分の力で現状を打破することを考えてみてもいいのでは無いかなと、そのためにもこの社会保険労務士という資格は選択肢の一つになりうると思います。
社会保険労務士という資格をこの記事で知ったという人がいましたらこのブログを参考にして自分の人生を切り開くきっかけにしていただけたら幸いです。
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