【社労士受験】社会保険労務士を目指すきっかけや目標は必要か

社労士を目指す目的を考えるということ

「先生はなぜ社労士になろうと決められたのですか?」

今社労士合格を目指しているあなたなら何と答えますか?

実はこれは社労士をやっていると意外とよく聞かれる質問なんです。

一番良く聞かれるのはプレゼンなどをする時ですね、しかし、これはプレゼンをする前に自分の経歴などと一緒に自己紹介がてら最初から説明するのがセオリーです。

次に多いのが経営者の方と飲みに行っている時などによく聞かれます。

経営者の方はなんでこれを聞いてくるのでしょうかね、おそらく社交辞令的なコミュニケーションの一つくらいの意味しかないかもしれません。

そして、時々あるのが労働相談をやっている時の労働者からの質問です。

労働相談はわたしの得意分野の一つですので、この質問がされる時は何を探っているのかすぐにわかります。

この質問は労働者が自分が相談をする相手に本音を言っていいのか本気で相談に取り組んでくれるのかを探りを入れている時です。

わたしはこの時、自分が労働者であった時の立場などを丁寧に説明して労働者の立場に立って相談に応じる姿勢があることを示します。

そうすることによって、労働者の方も納得をして自らの相談内容について全て本音で話してくれます。

社会保険労務士を目指す理由

以前、大学生へのアンケートで社会保険労務士を知っているかの問いに「知らない」がほとんどで、「聞いたことがある」などが続き弁護士や司法書士と比べて学生への認知度がとても低いという結果を見たことがあります。

それもそうでしょう、実はわたし自身学生だった時に社会保険労務士の資格についてほとんど知りませんでした。

この社会保険労務士の資格は、一度社会に出て社会人を経験してから目指す方が多いのではと思われます。

社労士試験の受験生の年齢構成など30代の会社員が一番多くを占めているからです。

では、その目指すこととなったきっかけとは何が一番多いのでしょうか?

実はここまで偉そうに語ってきたのですが、わたし自身社会保険労務士を目指したきっかけがそれほど特別な理由はなかったのです。

どうして社会保険労務士を選んだのかすら覚えていません。

しかし、それでいいのではないのかなと思います。

最初の受験の取っ掛かりなどは、「あーこんな資格があるんだ、独立できるんだ、だったら腕試しに受けてみようかな。」くらいでもいいのではないかなと思います。

最初の導入がどうであろうと、社会保険労務士を名乗るには社会保険労務士の本試験に合格しなければなりません。

社会保険労務士試験の中には労働基準法をはじめ、労働すること働くことに関して大切なルールや知識をたくさん学ばないといけません。

そして、それまで自分の中で当たり前であった働くということや労働に関する考え方がが大きく変わっていくことを経験するのではないかと思います。

その時、自らが目指す社会保険労務士像を作り上げて行けばいいと思います。

「社会保険労務士になぜなろうとしたのですか?」この質問は、社会保険労務士の試験では問われない問題ですが、社労士になったら必ず聞かれる問題です。

今のうちからその答えを探してみてはいかがでしょうか。

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