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社会保険労務士の肩書を名刺に書きたいのなら社会保険労務士試験に合格するだけではダメです。
ちゃんと社会保険労務士連合会が備える社会保険労務士名簿に登録することが義務付けられています。
この登録を行わずに社会保険労務士を名乗ると社労士法違反になります。ニセ社労士のレッテルを張られる不名誉を被りますので注意が必要です。
では社会保険労務士に登録する方法とその時の注意点を書きたいと思います。
社会保険労務士名簿に登録先
都道府県社会保険労務士会
自分が住む住所地にある都道府県社会保険労務士会に必要な書類と登録料を収めます。
各都道府県社会保険労務士回の住所地は以下のページをご覧ください
社会保険労務士の登録に必要なもの
1.社会保険労務士登録申請書(各都道府県社会保険労務士会の事務所にあります。)
2.社会保険労務士試験合格証書のコピー
3.従事期間証明書または事務指定講習修了証の写し
4.住民票の写しを1通(市区町村からうけた原本=写し)
5.顔写真1枚(縦3センチ横2.5センチ・背景無地・)
6.戸籍抄本・個人事項証明書
社会保険労務士登録にかかる費用
まず、全国共通で必要な費用として
登録免許税として3万円
登録手数料として3万円
その他各都道府県で政治連盟への加入を勧められたりする場合がありますので、その他少なからずの金銭も用意しておくと良いでしょう。
各都道府県社会保険労務士会への入会金に関しては各都道府県会ごとにちがいます。
また、登録する種類によっても入会金と年会費は違います。
社会保険労務士としての登録の種類は以下の3種類です。
- 開業登録
- 勤務登録
- その他登録
登録の種類の説明をしますと、開業登録は基本的なベースとなります。開業登録は自分で事務所を構えて自分の名義ですべての手続業務を行うことになります。
勤務登録は、本来的には企業に勤めながらその企業内での社会保険労働保険関連の手続きを行う社労士が登録する登録体型となります。
支部会の偉い人たち、大先輩たちに言わせると「勤務社労士は社労士じゃないから普段は社労士名乗らないように」等と公の場で言っています。
ですが、登録すればやはり社会保険労務士を名乗ることはできます。
社会保険労務士事務所や社労士法人(法人役員でない人)に勤務している人も勤務登録をしているようです。
そして最後がその他登録です。
(ここからが裏話興味ない人はスルーください)
このその他登録というのが非常に何を意味しているのかよくわからないのです。
社会保険労務士試験に合格したけど、開業して営業する予定もないし、仕事での社労士関連の仕事をしていないなどの人が、それでも社会保険労務士を名乗りたいという時に登録するものみたいです。
わたしも社会保険労務士に合格した後にいろんな勉強会に参加させてもらいました。その時に出会った人が「その他登録」をしていました。
その時のわたしの感想は「あーその他登録なんてあるんだ、かっこいいな。社会保険労務士名乗っている。最初はその他登録から始めるかな」でした。
しかし、実際に開業してみると、その他登録の人たちって何してるの?と不思議な存在です。
おそらく会報などの情報がもらえるし懇親会などにも参加できるので勉強になるといえばなるのですが、会費もかかるので無理してその他登録して社会保険労務士を名乗る必要はないのではと思います。
各都道府県社会保険労務士会への入会金と年会費の比較
各都道府県への社会保険労務士会への入会金と年会費は各都道府県ごとに違います。
入会金はだいたい5万円~15万円で、平均すると8万円くらいです。
ここで各都道府県の入会金を見てみることにします。
各都道府県のホームページで入会金登録関連情報が書かれていないものがあるので抜粋ですが
一番高いのは大阪府社会保険労務士会で入会金が開業登録で15万円です。
一番安いのは東京都社会保険労務士会で入会金が開業登録で5万円です。
三大都市名古屋の愛知県社会保険労務士会の入会金は開業登録で10万円と比較的高い設定がされています。
と、ここでこの情報を書くにあたって各都道府県会のホームページを参考にさせてもらったのですが、このホームページは各都道府県によって全然違いますね。
やる気のあるところはがっつり情報が載せられています。
(ここから再度裏話)
ここで、わたしが調べている中で個性的だなと思ったホームページを紹介してみましょう、
それは青森県社会保険労務士会のホームページでしたが、紹介した頃からホームページを変更するようで現在工事中となっています。
個性的なホームページでしたが変更されるのはちょっとさみしいですね。
以前のホームページは青森の人は本当にねぶた祭りが好きなんだなというのが伝わってくるものでした。ほんと、ねぶた祭の素晴らしさを知るにはもってこいの社会保険労務士会用のホームページでした。
また、一番最初にこの記事を書いた時には沖縄県社会保険労務士会のホームページを紹介したのですが、沖縄県の社労士会のホームページはリニューアルされたみたいです。
今では立派なホームページになっていましたので、記事内容を変更いたしました。
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