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社会保険労務士試験は択一式試験が70点満点、選択式試験が40点満点です。
その中で2014年の社労士試験の合格ラインは択一式が45点、選択式が26点でした。
この合格ラインの設定は毎年物議を醸し出しているのですが、それは置いておいて、ここで考えるべき社労士試験で合格するためのポイントは2つあります。
一つは社労士試験は6割から7割点数を獲得すれば合格するということ、もう一つは毎年合格ラインは受験生の得点状況から変動するということです。
受験生にとっては当たり前の情報でしょうが、初めて受験される方のためにこれを少し説明してみたいと思います。
社労士試験は6割から7割の点数で合格する
合格ラインが「6割から」というのは選択式の合格ラインが22点や23点だったことが過去にあるからですが、択一式などでは6割では厳しいです。
しかしだいたい社労士試験の合格最低点は択一では45点前後が合格ラインとみてよいでしょう。
この6割から7割というのはとても重要です。なぜなら次回の試験も同じように同じ難易度の試験で同じレベルの合格ラインの試験が繰り返されるからです。その点に関しては以前の記事でも書きました。
社労士試験対策は過去問重視の勉強で大丈夫か?|社労士勉強応援ブログ
ここで7割くらいで合格なら100点満点を目指せばちょうど7割くらいの合格になるのじゃないの?などと考えてはいけません。
100点満点を目指す勉強というのは社労士試験をやる上で一番誤りやすい勉強方法の一つと言えます。
なぜなら社労士試験には解答できない難問が必ず出題され7割くらいが合格となるように調整されているからです。
これから試験勉強をしていく上に置いて、勉強しているうちについつい深追いしてしまうことがあると思います。
しかし、それが受験生のおちいりがちな過ちであって必ず7割獲得に集中する勉強、重要ポイントを押さえて、そこから外れるものは深追いしない勉強を心がけてください。
また、合格ラインに変動が生じやすいこともこの社労士試験の特徴の一つと言えます。
これは今まで散々問題視されてきましたが、必ず数年に一回は受験生が誰にも解けないような超難問が出題されて平均点が落ちて合格ラインが下がるということが起こります。
これに関しても、対策としては超難問が必ず出題されるということを前提にして試験に取り組むということが大切になります。
難問はすぐに切り捨てるということを意識して受験対策を取っていたら、合格に必要となる点数だけの獲得を目指す勉強となるはずです。
大切なのは誰もが得点できる問題で落とさないこと、そして難問は初めから切り捨てるという意識を持つことです。
そのためにもバランスの良い勉強が求められるということを常に意識して勉強に取り組むことが必要です。
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