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独学で社労士受験用の教材を比較してみる
最終更新日:2015年9月21日
社会保険労務士試験を独学で受験したいと考えている人に勉強方法とおすすめする教材を紹介します。
独学での社会保険労務士試験勉強方法
社労士試験を受験を考えている人がまず最初に用意しなければならないのはテキスト・過去問・法改正です。
法改正に関しては受験する年の4月頃から重点的に対応すればよいです。受験前年の10月から翌年4月くらいまではテキストと過去問を中心に勉強することが大切になります。
過去問題の解き方に関しては問題の中で問われている論点というものがあり、この問われている論点をいかに押さえるかが重要であると同時に、最近では論点の周辺知識も含めた総合的理解が問われるようになってきています。
ですから、過去問の論点を中心にテキストを熟読して全体を把握するように理解することを心がけることが必要となります。
おすすめする2016年度版社労士テキスト
わたしが2016年に向けて、受験でおすすめするテキストは前年に引き続き、山川塾のテキストです。
こちらは今一番伸び盛りの山川社労士予備校がこれだけやれば独学受験でも合格可能とすすめるテキストです。
去年も推薦していました山川先生のテキストは人気だけではなく、それなりに充実していると思います。
また、前年に引き続き、TACのテキストは、老舗資格予備校だけ有り、内容は申し分なく、充実して間違いがないと思います。
また独学なら、ユーキャンのテキストでも十分対応が可能ではないかと予測されます。
社労士過去問でお勧めする問題集
社労士試験の過去問題集でおすすめするのがやはり山川予備校の過去問題集です。
以前はIDE社労士塾の過去問題集を勧めておりました。
しかし、IDE社労士塾はちょっと最近ではピークを過ぎてしまったかなという印象を否めません。
評判もあまり良くないみたいです。
やはりお金に余裕があるのならテキストとそろいで山川社労士予備校の過去問題集を選択するのが良いと思います。
ただその他の過去問題集がダメというわけではなく、たとえば、TACの過去問になりますとコンパクトですが値段的にも安く10年前までの過去問になりお得です。
TACは実績十分で自分にはこちらのほうがあっているというのならTACをおすすめします。
山川予備校のものも充実していますが、社労士の勉強は過去問をやりながらテキストを振り返って書き込む、テキスト重点型の勉強が必要となりますので、過去問の解説それ自体にそれほどこだわる必要はないかもしれません。
独学と通信講座どちらが良いか
独学と通信講座受講はどちらが良いかとの質問があれば、答えは簡単です。
通信講座を受講するほうが断然受かりやすいと思います。
これは当たり前の話で、独学で勉強したい人は、費用を抑えたいから独学で勉強されるのでしょう。
独学で勉強するとすべてを自分でやらないといけません。
しかし、通信講座を受講する人はその自分でやる手間をサービスとしてお金で買うことができます。
まったくの独学よりも通信講座の方が有利であることを認識したうえで独学を選ぶ人は独学での勉強をしていく覚悟が必要となります。
わたしは社労士試験が独学では不可能だとは思っていません。
その理由については下の方で書きますが、しかし、独学で勉強を目指す人にはライバルとなる外の社労士受験生の現状も知りつつ状況を把握する必要があると思います。
そこで通信講座の有効性についても少し話しておきたいと思います。
通信を受講すると何が得か?
通信講座を受講すると何が有利となるのか、
まず最初にあげられるのが、通信講座を受講すると新しい情報を入手しやすいことがあげられます。
社労士試験で法改正や白書対策の情報などに漏れができてしまう致命傷となる可能性があります。
その点通信教育などでは情報をカバーできますので安心して勉強に集中できます.
もう一つは勉強のペースが他の人と一緒にやれることもあげられます。
独学で勉強していると、情報が遮断されがちになるのは何も勉強の内容だけではありません。
どれだけ勉強が進んでいるのか
他の人はどの程度できるのか
このまま勉強していても弱点補強が大丈夫か
勉強スケジュールの時間配分は有効か
など、通信講座を受講すれば横のつながりである程度わかるのに対して独学では孤独になりがちです。
通信教育でオススメ
通信でやったほうが自分にはあっているのでは?と思った方がいるのならそのような方のためにおすすめする通信をいくつか紹介したいと思います。
最近何かとネットで見かけるフォーサイトは受験生に人気通信です。
駅前にある様な資格学校とは違い、ネットでの通信販売に力を入れているために、ネットをやる人しか知らないというハンデにもかかわらず社労士受験生には根強い支持を得ている様子です。
人気講師である加藤光大先生の力も大きいと思われます。
ユーキャンもおすすめです。
ユーキャンは実際にわたしの知人が受講して合格して社労士をやっている人がたくさんいます。
それに他の通信教育よりかはかなり安いと思います。
ユーキャンの良さはその値段のやすさだけではありません。ひとりひとり専用の学習スケジュールが届けられ、しかもオプションで教室講義なども受講できます。
このような教室講義があると、そこで知り合った受験生と仲間になって受験の進捗や弱点補強の方法などの情報交換ができるというメリットが有ります。
通信教育で有名なユーキャンは資料請求が無料です。
独学での社労士試験受験と費用について
独学での受験者がなぜ独学での社労士試験受験を考えているかというと資格試験のためにお金をかけられない、あるいはお金をかけたくない、というのがあげられると思います。
もしこれが、「お金には余裕があるけど受かるかどうかわからない試験に、お金はかけられない」という考え方ならそれは大変危険だと思います。
なぜなら、社労士試験を受かるかどうかわからないという曖昧な気持ちで受験しても受かるようなテストではないからです。
むしろ試験勉強にかける時間がもったいないので、受験はあきらめたほうが良いかもしれません。
もしこれが「社労士試験を絶対受かりたいけど、お金がないからできるだけ費用は抑えたい」というのでしたら話は違います。
社労士試験はやる気があれば独学でもやり方さえ間違えなければ十分可能なテストだと思います。
出費をできるだけ抑えながら独学でも困難を乗り越えられると思います。
しかし、サービスや情報はある程度お金を払う価値が有るものです。
それにお金をかけないと逆に遠回りになる危険もあるので、必要最低限の出費は覚悟したほうが良いでしょう。
最近の社労士試験の難化傾向から独学で勉強すると返って遠回りになるという指摘があります。
少しでもお金に余裕があればパッケージ化されてる教材の購入もおすすめします。
独学での社労士試験受験は不可能と思う人に
それでは、独学で社会保険労務士試験を受験したいと考えることは無理なのでしょうか?
たしかに、近年の社労士試は合格率がひとケタ台ととても厳しいものとなりました。その結果を踏まえ、やはり独学ではダメだとお考えの人も多いと思います。
しかし、ちょっと考えてみると、絶対に無理ということは無いと思います。
なぜなら、今から30年、40年くらい前は今のように資格の専門学校が多く存在しなかったですが、独学で司法試験に合格する人はたくさんいたと聞いています。
当然ですが、当時でも司法試験は難関資格です。しかし、むしろ当時の司法試験の勉強というのは独学こそが王道であり、資格の学校や通信教育で勉強して合格するというのは邪道、とまでは言い過ぎとしても、やはりつい最近になってからの話になると聞いています。
過去問を揃えるだけでも大変だった時代でも正攻法で合格している人はたくさんいたのです。
社会保険労務士の資格を独学で受験したいと考えている人もやり方さえ間違えなければきっと不可能ではないと考えています。
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はじめまして。現在、2017年社労士試験を目指して勉強しております。
悩んでいることがあり、投稿させていただきました。
現在2016年試験向けのフォーサイトのDVDとテキスト、TAC2017年の過去問で勉強しております。法改正は大原の法改正講座を受講する予定です。法改正講座を受講すれば、2016年のテキストで勉強していても問題ないと判断していたのですが、2017年のテキストに買い替えた方がいいでしょうか?お金の問題ではなく、フォーサイトのテキストをある程度読み込んでおりますのでテキストを変えるのは勉強の進捗上よろしくないように思えたからです。
ご意見をいただけますとありがたいです。どうぞよろしくお願いいたします。